骨の健康を守る
ホルモン分泌低下において、骨のケアは重要課題です。何の対策もしないとQOLが著しく低下する恐れがあります。性ホルモンと呼ばれるエストロゲンとテストステロンは、骨の健康に重要な役割を果たします。特に女性においては更年期などでエストロゲンが低下すると、骨密度が低下して骨粗鬆症になりやすくなります。その結果、些細な事で骨折をしてしまったり、背中が曲がり見た目にも急に老け込んだり、生活に悪影響を及ぼします。
事前の対策は必要不可欠です。先ずは骨密度の検査を受けて、その結果で必要に応じて治療を受けましょう。そして予防策を講じる事で骨の健康を保つ事ができます。
予防策としてはカルシウムやビタミンDを含む食品を積極的に摂る。骨に刺激を与える運動(スクワットやかかと落とし)が代表的なものです。そのほかにも日光浴をしたり、お酒や煙草を控えたりなどがあります。こうした生活は骨だけでなく、他の病気の予防にも繋がるので積極的に取り入れていきましょう。
日常の生活に、軽くジャンプをする。その場で足踏みをするなど、骨に衝撃を与える運動を取り入れる。普段の食生活でビタミンDやカルシウムを意識してみる。そうすることで、骨を丈夫に保つ働きかけができますね。
「転ばぬ先の杖」そうです。転んで骨折してからでは遅いのです。迫り来るリスクは全力で回避しましょうね。
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