健康のミカタ

健康のコラム⑥(正しい姿勢)

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正しい姿勢で学力アップ

タブレットなどを使用した学習が増えています。学習が変化している子ども達の姿勢について着目してみましょう。
学習をする時の椅子や机が、子どもの体に合っていなければ、姿勢は悪くなります。特に椅子や机が低い場合、頭が前に出て、猫背の姿勢になります。タブレットを使用した場合、画面に視線の高さを合わせる、または画面に顔近づけることで、姿勢がさらに悪くなることがあります。
悪い姿勢が続くと子どもにどんな変化があるのでしょう。
まず、体を支える筋力が低下し、さらに姿勢が悪くなります。そして、筋の持久力も低下し、呼吸も浅くなります。その結果、長く座っていられない、また落ち着きがなく、集中力が続かない状態につながりやすいのです。
子どもの学習での集中力を高めるために、学習姿勢を見直してみましょう。椅子や机の高さ、またはタブレットを使用する場合にはその高さを適切にすることが大切です。
足の裏が床に着いていて、骨盤から頭までまっすぐに伸ばして座れる椅子の高さ、その姿勢を維持しやすい机とタブレットの高さを設定してみましょう。
子どもの学習姿勢がよくなるように、ご自宅の学習環境を整えてみましょう。自然と学習に集中できる時間が長くなり、歩く姿も姿勢がよくなれば一石二鳥です。