子育てのミカタ

我が子を伸ばす親の関わり方⑳

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子育てにおける母親と父親の役割?

現代の子育ては「役割」という固定観念にとらわれることなく、互いに協力しながら子育てを行うことが求められる時代です。だからタイトルに「?」を付けました。
それでも現在の日本において、子育ての中心は母親が担っていると言わざるを得ません。特に幼児期~小学生低学年くらいまでは多くの場合、子供と接している時間は母親が多いのではないでしょうか。共働き家庭が増えているとはいえ、乳幼児期はどうしても母親が主体となっています。

母子家庭もあれば父子家庭もあり、役割を論じることがいいかどうかは迷うところです。それでも、母親が情緒の安定を図ることへの影響を、父親が社会性を身に付けることへの影響を与えているようです。それを考えると10歳くらいまでは母親が子育ての軸となり、それ以降は父親が積極的に子育てに関わることが望ましいと言えるのではないかと思っています。

最終的には、母親も父親も「愛情」と「サポート」を提供することが重要です。互いに補完しあい、子どもにとって最良の環境を提供することが求められています。
いずれにせよ固定的に考えず、それぞれの家庭や文化、さらに時代の変化に応じて柔軟に変えていくことが重要です。

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