子育てのミカタ

我が子を伸ばす親の関わり方㉑

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学ぶ楽しさを教える

学ぶ楽しさを教えるには、子どもが興味を持つ環境や経験を提供し、学習が楽しいものであると感じられるように工夫することが大切です。

やり方は年齢によって違ってきますが、例えば小学生の3~4年生にもっと辞書を引いて欲しいと思ったら「『おはよう』という挨拶は何時ごろまでに言うのかな?」と聞いてあげるのも一つの方法です。それを辞書で調べてみると、そこに答えが載っています。同様に「じゃあ『こんにちは・こんばんは』はどうだろう?」という具合です。日常使っている当たり前の言葉でも意外と知らないものです。ご両親は挨拶の言葉を辞書で引かれた経験はおありでしょうか。

今の時代ならマルチメディアを活用するのも有効な手段でしょう。学習内容をゲーム化した教材も世の中にはあふれています。また、実戦的な経験(体験)をさせる機会を作ってあげることも興味を持つことへの入り口となることが多いようです。学びを友達と共有することで、相互に刺激を受けて楽しさが増します。また、本屋に連れて行き、子どもが読みたいと思う本を自由に選ばせ、その本を買ってあげて下さい。たとえそれが漫画でも…です。

あくまで主体は子どもです。子どもにとって「楽しい経験」であると感じられるようにサポートしてあげて下さい。

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