健康のミカタ

睡眠について①~睡眠で体力作りを~

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睡眠について①~睡眠で体力作りを~

質の良い睡眠で心身の休息、記憶の再構成、免疫力向上をはかろう!
睡眠時間と風邪のかかりやすさについて、1日6時間未満の睡眠と9時間以上の睡眠の場合、短い時間の集団で風邪にかかるリスクが高いという報告があります。

副交感神経が優位なときはウィルス対抗が働き、感受性を抑えこみます。睡眠時間が短いとネガティブな感情を引き起こす事もわかってきています。睡眠時間だけではなく、質も大きく関わってきます。
また睡眠は脳内を整理し記憶の定着化をはかるためにも大切な時間です。交代制勤務の方は特にですが睡眠のサイクルがバラバラでは体内時計も整いにくいです。体内時計を整え質の良い睡眠を手に入れてみませんか。

入眠してすぐ、深い眠りが始まります。この時に成長ホルモンの70~80%が分泌されます。そのため質の良い眠りに入る準備が大切です。どの時間に寝始めても最初の90分が勝負です。日中は太陽の光をしっかり浴びて体内時計リセットで覚醒モードにしておくこと。お昼寝をするならば、15分程度で15時頃までに終わらせておくこと。睡眠2時間ほど前から副交感神経が優位となるように、入浴を済ませてストレッチなどで身体をほぐしましょう。その後は暖かい部屋で過ごす事が睡眠の質に繋がります。就寝前は最低でも18度の室温で過ごしましょう。

風邪で辛い思いをしないために日々の睡眠の質を高め、ココロも身体もスッキリ。風邪知らずで乗り切りましょう。