健康のミカタ

健康のコラム㉔(反抗期)

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反抗的な態度や汚い言葉、どう対応する?

 子どもが反抗的な態度や汚い言葉を示す場合、まず自分の行動を振り返り、同じような態度をとっていないかを確認することが大切です。子どもは親をよく見ており、親の言動を反映することがあります。また、子どもが反抗期にある場合、親を試している可能性があります。この時期は子どもの自我が確立される時期でもあり、親子関係が試されることもあります。親は子どもとしっかり向き合い、コミュニケーションを取ることが重要です。特に忙しい時でも、子どもの話に耳を傾ける時間を作ることが大切です。

 子どもと話をするときのポイント
1.「○○が言いたいんでしょ」話している途中で結論を出さない
2.「それはだめよ」良し悪しのジャッジをしない
3.「なんでそう思う(考える)の?」と理由を聞く
4.「○○なんだね。お母さんはこう思うよ」子どもの意向を聞いてから自分の意見を述べる
5. 折り合えない場合は、お互いに譲れないポイントを示して、折り合う地点を探す

 親子といえども、価値観の違いや譲れないポイントはあると思います。社会ルールなど明確な基準のある場合は、教えることが大切ですが、家庭のルールなどは、ささいなことでも、どこで折り合うかを話し合いで決め、実際にやりながら微調整を繰り返し、急がずにお互いに納得がいく形を探していくことが大切です。

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