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「子どもは褒めて育てよ」とよくいわれます。子どもを褒めることの大切さ、褒め方のヒントについての2回目です。
子どもを褒めることの大切さ②
褒めることの重要性は、脳科学的にも証明されています。
褒められたときの脳の様子を自然科学研究機構生理学研究所のチームが調べたところ、食物やお金の報酬を得た時と同じ場所(大脳基底核線条体)が活性化したということがわかりました。褒め言葉を「報酬」として認識しているということです。線条体は快楽や報酬を調節する神経伝達物質の一つであるドーパミン分泌とも関連しています。褒められると子どもの脳内でドーパミンが放出されて快感情や自己達成感が生じ、次からはその行動をしようとするだけで線条体が活性化、ドーパミンが分泌されるようになります。それが「やる気」につながるのです。
次回は、どう褒めればよいか「褒め方のヒント」についてお話しします。