食育のミカタ

「食育」について①

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「食育」について①

最近、『食育』という言葉が溢れています。食育に関する法律が制定されて以来、『食育』に対する関心は増していますが、その一方で、それがなぜ重要なのか理解できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

『食育』とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育てることです。私たちは生まれてから終生、生きるために食べる必要があります。そのため、子どもの頃から大人に至るまで、『食育』は極めて重要な存在です。

『食育』の重要性が訴えられる背景としては、近年「食」に関する多くの課題が浮上しているからです。不均衡な栄養摂取や不規則な食事、朝食を突き落とした生活、肥満とそれによる生活習慣病の増加、「食」の安全性や食料自給率、フードロスなど、食に関わる環境変化による健康問題が増しています。また、過度なダイエット傾向にある若い女性や、高齢者の栄養不足も深刻な問題です。これらの問題に対処し、心身ともに健康な生活を送るために『食育』を学んで育むことは大切です。

子どものころから適切な食育を受けることで、栄養バランスやマナーなど、食に関する基本的な知識と実践力を身につけることができます。『食』は『生』に通じています。子どもの頃に身につけた『食育』は大人になってからも、意識と行動の基盤になるので、早いうちから行うことが重要です。