好き嫌いどうする②
子どもの好き嫌いを克服するのに、してはいけないのが『無理に食べさせる』『叱る』また、食べないから食卓に出さないのもNGです。
何でも食べられるようになって欲しいという気持ちから、ついつい叱ったり強く当たってしまうことは逆効果です。それよりも、楽しく食事することの大切さを伝えましょう。
一緒に買い物に行って食材を選んだり、一緒に料理をするなど各年齢の出来る範囲でお手伝いをしてもらいましょう。お手伝いをしてもらったら必ず感謝の気持ちを伝えてください。他にも野菜の栽培なども有効です。子ども自身が食に関わることで、苦手食材への意識も変わり食べてみたいという気持ちが芽生えてきます。
苦手食材を食べないからと言って『○○ちゃんはほうれん草嫌いだね』などと『食べられないものを大人が決めつける』のは絶対してほしくありません。
大きくなったら、調理法や味付けを変えたら、食材に関わったら食べられるようになる場合もあります。大切なのは、大人が好き嫌いを決めるのではなく『いつか食べられたらいい』という長い目で見ることです。苦手食材以外で栄養は補えますのでゆっくりした気持ちで子どもの苦手食材に関わってください。