食育のミカタ

食のコラム⑮

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朝食を食べよう②

朝食を摂ることは、前回お伝えした朝食を摂らないデメリットを解消します。キチンと朝食を食べることで食べ過ぎを防ぎ、生活リズムが整うことで便秘も解消します。また、脳を活性化させ、集中力や記憶力が高まるので学習能力や運動能力を向上させます。朝食を摂ることは栄養バランスも整い、基本的な生活習慣が身につきます。
それでも起きたばかりで、又は、時間がなくて食べられない子どもや、朝食を作る時間がないという保護者もいるでしょう。

まずは簡単に食べられる牛乳や野菜ジュース、バナナなどの果物から始めてみてはいかがでしょうか。そこで朝食の習慣がつけば、次におにぎりや目玉焼きなどの簡単な組み合わせで、余裕ができてくれば食品数を増やしてバランスの良い朝食に近づけるのはいかがでしょう。前日、夕食準備の時に一緒に下ごしらえするや電子レンジで冷凍ほうれん草をチンして麺つゆとかつお節で簡単にお浸しを作ってみるなど、電子レンジや冷凍野菜を活用すれば茹でる・片付ける工程が省かれ時短調理になります。できれば15分早く起きる。そして、まずは1品からでも必ず朝食を摂るなど出来ることから始め、それを習慣づけて下さい。

親も子どもも、慌ただしい朝ですが、朝食を食べるメリットを考え是非実践していただきたいです。

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